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20190212



河崎です。

ドライブレコーダーの普及とともに、社会に広く認識された「あおり運転」ですが、今に始まったことではなく、僕が免許を取得した頃にはすでに恐れられていました。当たり屋とかも。
証拠不十分で事故として片付けられていたものが、明確な証拠が残るようになったことで事件になったものも多いんじゃないかと思います。
自分の身を守るというか、権利を守るためのドライブレコーダー。加害者になった時には身を滅ぼす道具にもなるというわけですね。

毎日のようにニュースで取り上げられ、裁判の末にどうなるかということも報じられ、気をつけないといけないと、きっと多くの方が思っているはず。それなのに、後をたたないのですね。

「法律では悪は無くならない」というようなことを昔の賢い人が言っていました。「(道徳)教育こそが良い国を作るのだ」とも。あおり運転にいたる心理は「私は正しい。あなたは間違っている。」というところにあると思います。
ドライバーは誰もが細心の注意を払い、自分なりに安全運転に徹していると思うんですよ。自分なりにね。
この「私は安全運転をしている」という意識が、自分のルールに反した人に出会った時に「あなたはおかしい運転をしている」となるわけですね。これは運転中に限らず、家庭でも職場でも、生活のいたるところに見ることができます。
ドライバーは不特定多数で道路という公共の場を使用するわけですから、思いやりや譲り合い、助け合いが必要なわけですが、そこが欠落しているのではないかと思うのです。

誰もが自分なりの善に基づいて生きているでしょう。安全運転の意識は誰もが持っているし、悪人になろうとしている人もいないと思います。皮肉なことに、「善くあろう」とする意識が様々な犯罪の動機になることは少なくないし、それゆえに戦争も起きます。

「善くあろう」という意識と共に、「相手の立場に立って考えてみる」とか「思いやり」とか「譲る心」とか「赦す心」とか「自己犠牲」をセットで持ち合わせないと、人は攻撃的になってしまいます。困ったことに、攻撃したとしても動機は「善による衝動」なので、自分が悪いとは思わないのです。

幼い頃から「他を思いやる心」「自己犠牲の心」をしっかり養っていくことが、心豊かな国民を育てていくことにつながると思います。「美しく、賢く負ける」ことはとても大切なことなのです。

大きく括れば「自制心」ということです。うまく自分の感情をコントロールすることができれば、やがて穏やかな時間が戻るでしょう。しかし、感情の奴隷になって衝動のままに動いてしまったら、その瞬間全てを失うこともありうるのです。

心が豊かでなければ、学問でさえ武器になってしまいます。
教育が行き届いていない国の子供たちに、学問を提供する動きは国際的にも活発ですが、私は道徳教育こそが世界を進化させると信じています。
以前にもお話ししましたが、私が参加しているプロジェクトでは、「日本の道徳を世界に」というテーマを掲げています。
新渡戸稲造が武士道の中で世界に紹介した日本人の心を、当時の世界中の偉人たちがバイブルにしていたほど、日本人の心は美しいのです。

今の日本人の善意は、評価されたいが故のものが目立ちます。そうではなく、自分という一人の人間を素晴らしいものとして輝かせる、自分のための善をしっかりと見つめ直したいものだと思います。
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